ロジスティクスJOYCLE(ジョイクル、東京都港区)は2月27日、2025年12月15日-19日に沖縄県竹富町竹富島で分散型インフラ「JOYCLE BOX」の実証実験を実施し、海洋ごみの最大95.6%減容に成功したと発表した。衛星通信とクラウドカメラを活用し、発電・通信・資源化を島内で完結するオフグリッド型インフラとしての有効性も確認した。
実証では、回収したブイや漁網などの海洋ごみを熱分解処理し、重量比で最大95.6%の減容を達成。生成物は炭などの資源として活用可能で、廃棄物の島外搬出量削減につながる結果となった。離島では廃棄物輸送コストや船舶輸送制約が課題となっており、オンサイト処理の有効性を示した。
塩分由来の酸性化対策としては、独自のデータ管理システムで循環水のpH値を常時監視し、中和処理を行うことで連続稼働を実現。通信面では衛星通信「Starlink Business」とクラウド型カメラ「ソラカメ」を活用し、通信圏外でも装置の温度やpH値をリアルタイムで可視化・遠隔管理できる体制を構築した。

(出所:JOYCLE)
JOYCLE BOXはトラックでけん引可能な可搬型設備で、太陽光パネルなどの補助電源を備える。平時は廃棄物減量と資源化を担い、災害時には災害廃棄物を現地処理する防災インフラとしての活用を想定する。
離島地域ではごみ輸送負担と災害時の廃棄物処理停止リスクが課題となっており、分散型インフラによる自立的な資源循環モデルの構築が求められている。同社は今後、国内外の離島や分散処理ニーズの高い地域への展開を目指す。
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