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NTT東日本、大黒倉庫と庫内の転倒・熱中症見守り

2020年9月7日 (月)

環境・CSRNTT東日本と大黒倉庫(横浜市鶴見区)は7日、大黒倉庫の「鶴見物流センター」で、ウェアラブル端末と温湿度センサーを用いて庫内作業員の転倒や熱中症などを見守る実証実験を同日から開始すると発表した。

実験では、作業員が装着したウェアラブル端末と、倉庫内に設置した温湿度センサーを用いて作業員の転倒・転落や、暑さ指数、心拍数の変化などを検知。事故の可能性や熱中症リスクなどの危険な状態を早期に発見し、管理者にアラートを通知する。

▲実証実験の概要図(出所:NTT東日本)

両社は9月7日から10月9日まで実験を行い、転倒・転落を検知する感度や熱中症アラートが通知するタイミングの正確性のほか、クラウド管理画面でアラートや心拍数などを取得できているかを検証する。

今後、大黒倉庫は既に実施している安全対策に加え、この実験を作業員の安全と職場環境の改善につなげるほか、NTT東日本は検証結果を分析した上で、安定的かつ精度の高いシステムを幅広い業種に提供できるよう検討を重ねるという。

▲管理画面(バイタルデータ分析・使用者レポート)のイメージ