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ESR、庫内の熱中症リスクを可視化する新サービス

2020年7月14日 (火)

環境・CSRESRは14日、物流施設内の温度・湿度を検知して熱中症リスクを可視化し、必要に応じて警告を発する「ESR環境モニタリングシステム」を提供開始したと発表した。

▲モニタリング結果を「ほぼ安全」~「厳重注意」の5段階で表示する(出所:ESR)

同システムは、屋外と物流施設内の一定区画ごとに設置されたセンサーで15分おきに温度・湿度を計測し、熱中症リスクを可視化するもので、暑さ指数(WBGT)が一定基準を超えると警告を発する仕組み。

テナント企業はパソコンやスマートフォンなどで占有区画の熱中症リスクをモニタリングできるほか、建物の運営管理者は建物全体を、ESRは全施設をモニタリングすることができる。

ESRは、センシング技術を持つSOOTH(スース、東京都中央区)が開発制作した同システムを、テナント企業に対するサービスとして無償で提供。まず「ESR野田ディストリビューションセンター」(DC)「ESR守谷DC」「ESR名古屋大高DC」の3拠点で7月から提供開始し、今後は9月30日に竣工する「ESR戸田DC」と来年6月30日に竣工する「ESR川崎夜光DC」にも順次導入していくという。

▲屋外と倉庫内に取り付けられたセンサー(出所:SOOTH)