
(出所:ダイムラートラック)
国際ダイムラートラック(ドイツ)は18日、メルセデス・ベンツトラック、歩行者・自転車利用者保護の新技術を発表した。
右左折時や発進時、市街地での複雑な交通状況において重大事故が多発していることを受けての取り組みである。6月21日のドイツ全国道路安全デーに合わせての発表。
同社が新たに投入する安全システムは3つの柱からなる。「フロントガードアシスト」は、レーダーとカメラを用いてトラック前方の死角を監視し、バス停や横断歩道にいる歩行者や子供、自転車利用者を検知する。衝突の危険がある場合は視覚・音響警告を発する仕組みだ。
「アクティブサイドガードアシスト2」は、右左折時や車線変更時に車両両側の道路利用者を検知し、従来の警告機能に加えて緊急時には自動ブレーキで衝突を回避する。「アクティブブレーキアシスト6」は第6世代の緊急ブレーキシステムで、時速60キロまでの速度で歩行者に対する自動最大制動を実行できる。
これらの技術により、ダイムラー・トラックは交通死亡事故ゼロを目指す「ビジョンゼロ」の実現に貢献する。メルセデス・ベンツアクトロス、eアクトロス600、アロクスなど現行車種にすでに搭載されており、都市部での交通安全向上が期待される。
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