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ESR、20年上期の新規賃貸契約100件上回り90万m2に

2020年9月10日 (木)

拠点・施設物流施設開発のESRが10日発表した2020年上半期の業績によると、同社グループの新規賃貸契約締結面積は90万平方メートルとなり、件数ベースで100件を上回る結果となった。同社は「市場全体でEC、コールドチェーン、製造業の新規・既存テナントの先進的物流施設に対する需要拡大に後押しされた結果」だとしている。

同社が運用する施設群の稼働率は91%で、賃料収入に占めるEC、3PL企業の割合は60%を超えたという。6月30日時点で同社が保有する竣工済・開発中物件の延床面積は1870万平方メートルに達し、開発用地も380万平方メートルを超える。

上半期には日本最大の延床面積を持つ「ESR尼崎ディストリビューションセンター」(延床面積38万8570平方メートル)が竣工した。下期には韓国のソウル首都圏などで複数のプロジェクトが竣工を迎えるほか、中国でも冷蔵倉庫を含む延床面積34万平方メートル超や、23.5万平方メートル超のプロジェクトが22年の竣工を目指している。