国内日本航空は9月29日、「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸(eVTOL)機やドローンを用いた新規事業を国内で創出するため、独ボロコプター社と共同で市場調査や事業参画などを検討する業務提携契約を締結したと発表した。
具体的には、eVTOL機やドローンによる移動・物資輸送サービスの事業化に向けた市場調査、ビジネスモデル構築、賛同企業への協力依頼、両社の組織連携、実証飛行に向けた準備――などの検討を行う。
日本航空は、有望なスタートアップ企業に投資を行う「ジャパンエアラインズイノベーションファンド」を通じてボロコプター社に出資しているが、今回の提携で同社との連携を深め、次世代エアモビリティの運航プラットフォーム構築を目指す。