拠点・施設シーアールイー(CRE)は5日、塚本郵便逓送(富山市)が専用で利用する賃貸倉庫を開発する、と発表した。
塚本郵便逓送は、CRE子会社のブレインウェーブが運営する流通インフラプラットフォーム事業「はぴロジ」の提携倉庫会社の1社で、1927年から郵便逓送会社として郵便物の輸送と集配業務に従事しているが、近年は郵便以外の物流事業にも展開を開始し、2017年9月にブレインウェーブと提携。
ブレインウェーブからの取扱量が拡大し、自社の倉庫スペースが不足しだしたものの、自社のオペレーションに適した賃貸用物流施設が富山に存在しなかったため、CREがBTS(専用)型倉庫開発を提案、自社物流センターを開設することになった。
新センターは敷地面積1万6644平方メートル(5034坪)、延床面積7209平方メートル(2180坪)で、鉄骨造平屋建て。12月に着工し、21年6月の竣工を目指す。
CREでは、物流施設に特化した上場リート「CREロジスティクスファンド投資法人」のほか、中小型倉庫を対象アセットとする私募ファンド「CREマスターリースファンド」を組成しており、塚本郵便逓送が利用する物流センターも将来的にリーとかファンドに組入れる計画。
敷地面積:1万6644.24平方メートル(5034.88坪)
延床面積:7209.86平方メートル(2180.98坪)
用途地域:工業地域
構造規模:鉄骨造平屋建て
着工:2020年12月
竣工:2021年6月