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ビックカメラ、船橋拠点で物流ロボ投資強化

2020年10月9日 (金)

荷主ビックカメラは9日、LogisticsTodayの取材に対し、ECの拡大に対応するために物流へのロボット投資を積極化する方針を明らかにした。

同社は千葉県船橋市と堺市堺区の物流拠点で全国の通販向け出荷をカバーしているが、このうち船橋市の拠点では、棚を搬送するタイプのロボットを積極的にテストし、8月にはGeek+(ギークプラス)製の棚搬送ロボットを本格導入した。

「他社に先んじて物流ロボットを直ちに導入しなければならない、とは考えていない」(ビックカメラ)が、棚搬送ロボットは船橋拠点の運用状況をみて費用対効果に優れると判断できれば西日本拠点に展開するほか、棚搬送以外のマテハンの自動化など、物流インフラの機能強化に取り組む考え。

また、店舗では電子棚札を全店に導入し、現場業務の効率化・短時間化によってコスト削減を図りながら、独自性のあるプライベートブランド(PB)商品の開発強化、新規事業の開拓につなげる考え。