ロジスティクスSGホールディングス傘下で国際宅配便事業を手がけるSGHグローバル・ジャパンは15日、新型コロナウイルスの影響で航空便の便数が減少し、運賃の高騰や輸送スペースの枯渇が続く中、インドやスリランカで配達遅延が発生し、品目によっては通関できずに返送される事態が生じていると発表した。
こうした事態を受け、同社は8月から飛脚国際宅配便とSGX便に緊急事態追加金を導入した上で、インドの一部地域宛ての飛脚国際宅配便を受託停止(10月14日時点)としているほか、スリランカでは12都市で外出禁止令が発令されているため、「受託は可能だが現地サービスセンターで配達保留」としている。