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三菱ふそう、新型キャンター11月発売

2020年10月19日 (月)

▲新型キャンター(特別仕様車)

サービス・商品三菱ふそうトラック・バスは19日、キャブデザインを一新し、先進安全装置を追加搭載した小型トラック「キャンター」の新型モデルを世界に先駆けて国内で発表した。11月から全国で順次販売を開始する。

10年ぶりのキャブデザイン変更となった新型キャンターは、同車ブランドのイメージを生かしながら、「新時代のトラックをリードするにふさわしい」フロントフェイスに進化。同社の新型バスに採用したデザイン「ふそうブラックベルト」をキャンターに継承し、技術面の進化と小型トラックにふさわしい機敏さを表現した。

安全面では、現行車に搭載されている衝突被害軽減ブレーキや車両安定性制御装置、車線逸脱警報装置に加え、車両左側をレーダーで監視する先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト」を小型トラックで初めて標準搭載。車両左側の歩行者や車両をレーダーが感知している中で左折動作に入ると、警報音でドライバーに警告する。

▲アクティブ・サイドガード・アシストのイメージ(出所:三菱ふそうトラック・バス)

また、通信技術によって車両データを取得する「トラックコネクト」を新型キャンターに搭載しており、車両の位置情報や燃費の把握ほか、遠隔診断による故障検知もできるようになった。故障が問題が発生した際には、トラックから発信される車両情報を24時間稼働のサポートセンターでモニタリングし、これをもとにサービス提供の段取りや予後・予防メンテナンスなどの必要なサポートを提供する。

▲ふそうイージーアクセスキー

さらに、新型キャンターは街中での配送業務に使用されることを考慮し、スイッチを押すだけでドアの施錠と解錠ができる「ふそうイージーアクセスシステム」を全車に標準搭載。鍵をポケットの中に入れたまま、ドアノブにあるスイッチを押すだけでドアの施錠と解錠が可能となるほか、車両の近くからのリモコン操作にも対応する。また、エンジン始動時に鍵を差し込む必要がなく、エンジンスイッチを押して回すだけで作動する。

新型キャンターの東京地区販売価格は517万4400円(税込)。