ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

桜島埠頭、貨物量下振れ見込み通期予想修正

2020年10月26日 (月)

財務・人事桜島埠頭は26日、石炭など輸入原燃料の荷動きが前倒しで堅調に推移したことで上期業績が従来予想を上回るものの、下期は荷主動向から貨物量の減少が見込まれるとして、通期業績予想を下方修正した。

上期は「新型コロナウイルス感染症による大きな影響」が出なかったとして、中間期は売上高、営業利益、最終利益が従来予想を上回る見込みとなったが、下期は「取り扱う原材料貨物の中に、市況悪化に伴う荷動きの低迷や納入先メーカーの減産から、取扱数量を調整する兆しがある」と、貨物量の下振れを予測。

さらに、外食産業向けの冷蔵・冷凍貨物についても「需要減少の影響が当社の取扱数量にも及んできている」とし、物流の停滞から通期は「厳しい状況」を予想。売上高46億円(従来予想比2.2%減)、営業利益8000万円(13.3%減)を見込む。最終利益は従来予想を据え置く。