M&A丸紅は12日、エネルギー・化学品部門の化学品第二部が担う一部事業を、連結子会社の丸紅ケミックス(東京都千代田区)に4月1日付で承継させる会社分割を決議したと発表した。同日付で丸紅ケミックスは、同じく連結子会社の丸紅プラックス(同)と吸収合併し、商号を「丸紅イノベクシス」に変更する。
今回の再編により、天日塩、クロールアルカリ、塩化ビニール、無機化学品などのトレード事業を新会社に集約する。両子会社の専門性と、丸紅本体が持つトレード機能を一体化することで、事業領域の拡張や機能強化、DX(デジタルトランスフォーメーション)の深化、人材配置の最適化を進める。国内外ネットワークを生かしたソリューション提供力を高め、化学品事業の中長期的な収益基盤強化につなげる。
会社分割は連結子会社を対象とする簡易吸収分割で、株主総会の承認を経ずに実施する。分割の対価として、丸紅ケミックスは丸紅に普通株式100万株を交付する予定だ。分割対象事業の2025年3月期の売上高は868億円で、承継される資産は5億7600万円。
新会社となる丸紅イノベクシスは、機能化学品や化学工業製品、天日塩、プラスチック製品などの国内販売や貿易取引を手がける。
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