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「黎明期のフレートライナー」29日上映、物流博物館

2020年11月6日 (金)

イベント物流博物館(東京都港区)は5日、「黎明期のフレートライナーとその時代」をテーマに1970年頃のフレートライナーが登場する映画2作品を11月29日に上映する、と発表した。

鉄道とトラックの協同一貫輸送が急速に拡大する契機となった「山陽フレートライナー」の運行から50年を迎えたことにちなんだ企画で、合わせて国鉄が作成したパンフレットも展示する。

物流博物館では昭和20年代から50年代の物流に関する映画フィルムやビデオ作品を収蔵しており、ほとんどのフィルム作品をデジタル化。2017年度から収蔵資料を中心に映像作品を選び、テーマを定めて毎月上映会を開催している。

■<上映作品>デジタルリマスター版

(1)「この変貌の日に」(1970年/22分/カラー)
製作:電通・電通映画社
企画:日本通運
内容:高度経済成長期の、新しい変化に富んだ時代に対応した、日本通運の陸海空の輸送の姿を概観した作品

(2)「荷役は変る-第四集システム化への道-」(1971年/21分/カラー)
製作:鹿島映画
企画:日本通運
内容:流通革新での荷役・輸送・保管・包装・情報などの部門別の改革から、個々の輸送技術の機能的な組み合わせ=システム化による効率化が求められる中、パレチゼーション、コンテナリゼーション、トレーラー方式などシステム輸送の基本となる作業方式、さまざまな実例を挙げながら解説した作品