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ドローンJ、21年度に農業用自律搬送車を商品化

2020年11月6日 (金)

調査・データドローン・ジャパン(東京都千代田区)は6日、準天頂衛星「みちびき」の高精度位置情報を活用し、複数台の農業用搬送ローバーを同時走行させる実証実験を行ったと発表した。

実験では、3種類の用途の異なる自律走行搬送ローバーを、実際の農地に近い環境で走行させ、事前に設定したコースを正確に走行できているか、衝突を回避できているか、などを検証。既存のGPS測位と「みちびき」の測位精度を比較し、課題を整理した。

同社は、土の上や傾斜地、農地を自律走行する搬送型農業機械が実現可能であることを確認。今後は中小農家が購入できる価格で商品化することを目指し、農業機械メーカーと商品開発を進める。2021年度中に協力農家でテスト稼働させ、商品販売・出荷へとつなげる。