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住友ゴム、タイに農機用タイヤの新工場、100億円投資

2012年3月13日 (火)

拠点・施設住友ゴム工業は13日、世界的な農業機械用タイヤの需要拡大に対応するため、タイに新工場を建設すると発表した。総投資額は約100億円で、2014年5月から生産を開始する。

 

現在、世界的な食料需要の増加を背景に、コメの世界最大の輸出国であるタイで農業機械用タイヤの需要が急速に高まっている。

 

同社では、農業機械用タイヤを泉大津工場(大阪府泉大津市)で生産しているが、タイのタイヤ製造子会社のスミトモラバータイランドと同じ工業団地内に新工場を建設し、タイ国内で現地生産体制を整えることにより、農業機械用タイヤの急速な需要拡大に対応する。

 

■新工場の概要
所在地:タイ国ラヨーン県アマタシティ工業団地
生産品目:農業機械用タイヤほか
総投資額:約100億円
生産開始:2014年5月
生産能力:約800トン(5万本)/月(2017年末)
敷地面積:約13万平方メートル