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CBクラウドとANAカーゴの連携、国内33空港へ拡大

2020年11月10日 (火)

サービス・商品CBクラウド(東京都千代田区)は10日、同社が運営する荷主とドライバーのマッチングサービス「PickGo」(ピックゴー)を活用してANAカーゴ(港区)と共同展開する海陸一貫輸送サービスで、対象空港を全日本空輸の国内線ネットワーク33空港に拡大した、と発表した。

両社は2019年9月に法人向けサービスとして、ピックゴーを使った海陸一貫輸送サービスを開発し、これまで新千歳、成田、羽田、中部、伊丹、関西、福岡、那覇の主要8空港を発着点として展開してきたが、ピックゴーの軽貨物ドライバー数が7月末時点で2万人、一般トラックも1万台を超えたことで、「全国の配送需要に対し、安定して供給できる」見込みが立ったことから、対象空港の拡大を決めた。

空路と陸路を組み合わせた配送は「発送元から空港」「航空便」「空港から発送先」と利用企業がみずからそれぞれの輸送会社に手配しなければならなかったが、ピックゴーの海陸一貫輸送サービスを利用することで、一元的に手配できるようになる。また、所要時間や金額の見積もりもサービスサイト上で確認できる。

さらに、ピックゴーのドライバーが出発空港まで運び、到着空港で荷物を直接ピックアップすることで配送時間を短縮する効果も見込めるため、早朝に依頼すれば地方から都心、地方から地方など、空路を活用した長距離輸送であっても、その日のうちに配送を完了できるケースがある。