ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

セイノーHD・2Q、営業益4割減も想定大きく上回る

2020年11月13日 (金)

財務・人事セイノーホールディングスが13日に発表した2021年3月期中間(4-9月)連結決算によると、売上高は前年同期比11%減の2799億円で8月時点の業績予想を下回ったものの、運航便の見直しと人件費削減などで、営業利益は予想を39億円上回る91億円となった。前年同期比では44.3%減。

輸送事業の中核を担う西濃運輸では、渉外履歴を含む顧客情報を一元管理する「顧客カルテシステム」を導入し、タイムリーな情報提供と適正運賃収受に向けた取り組みを進めたほか、積載量が落ち込んでいる運行コースの減便などに取り組んだ。輸送事業の部門売上は8.8%減の2120億円、営業利益は49.2%減の63億円。

セイノーHD全体の通期の売上高は、8月時点の予想より53億円多い5830億円(前年同期比6.8%減)、営業利益は47億円多い2060億円(30.6%減)を見込む。