内航船･8月、鉄鋼･石油の減少で総輸送量7.3％減

調査・データ国土交通省が16日に発表した内航船舶輸送統計によると、8月の総輸送量は前年同月比7.3％減の2468万トンだった。トンキロベースでは2.3％減。

主要10品目の中では、砂利・砂・石材（2.6％増）とセメント（3％増）が増加したものの、鉄鋼（17.6％減）や重油（18.1％減）、その他石油・石油製品（15.7％減）の減少が大きく、トンキロベースでも内航船輸送の減少に影響した。輸送効率は、貨物船が40.4％、油送船が38.6％。

燃料消費量の合計は0.2％減の1億8363万リットル、航海距離の合計は4.8％減の1081万キロメートルだった。