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2月の内航船輸送は10.5%減、原油の輸送量低下

2021年6月3日 (木)

調査・データ国土交通省が3日に発表した2月の内航船舶輸送統計月報によると、内航船の総輸送量は2516万9000トンで前年同月から10.5%減少した。トンキロベースでは121億2100万トンキロで14.9%減。

用途別の内訳は、貨物船がトンベースで1524万9000トン(11.3%減)、トンキロベースで76億7301万トンキロ(12.3%減)。油送船がトンベースで848万トン(7.6%減)、トンキロベースでは41億9911.8万トンキロ(19.6%減)。プッシャーパージ・台船がトンベースで144万トン(18.4%減)、トンキロベースで2億4907.3万トンキロ(9.9%減)となった。

輸送における主要10品種別で見た場合、トンベースで最も増加したのは「化学薬品」で168万8000トン(11.7%増)、次点が「石炭」で131万4000トン(7.4%増)だった。最も減少したのは「原油」で118万5000トン(41.6%減)。

トンキロベースで最も増加したのは「石炭」で1億9145万トンキロ(23.2%増)、次点が「鉄鋼」で15億3521.1万トンキロ(1.9%増)だった。それ以外の8品目は減少し、最も減少したのは「原油」で8億6086.8万トンキロ(48.5%減)。