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日通、医薬品物流網完成へ独自開発の専用車導入

2020年11月18日 (水)

メディカル日本通運は18日、同社が医薬品物流網の構築に向けて整備した国内4か所の医薬品物流拠点に、独自開発の医薬品専用車両を導入したと発表した。

専用車両は、輸送する製品や原材料の種類ごとに異なる温度帯設定に広く対応するほか、温度逸脱などのトラブルが発生した際にも迅速にバックアップできるよう、車両の位置・輸送状況・温度をリアルタイムに監視するシステムを完備。品質保全や防犯対策としてセキュリティシステムも備える。

同社は医薬品物流網の構築に向け、東日本(埼玉県久喜市)、西日本(大阪府寝屋川市)、九州(北九州市小倉南区)、富山(富山市)の4つの医薬品センターを新設しており、これらの拠点に大型車40台、中型車12台の専用車両を配備した。2021年1月には、新設4拠点が全て稼働し、巨大医薬品物流網が本格的に動き出す。

日通九州医薬品センター完成、専用物流網構想で先陣