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東京港の輸出額11か月ぶりに増加、成田も好調

2020年11月18日 (水)

調査・データ東京税関が18日に発表した貿易概況(速報)によると、東京港の輸出額が11か月ぶりに前年同月比プラスに転じ、成田空港の輸出額も2か月連続でプラスとなった。

東京港の輸出額は、中国向けの工作機械や、米国向けの電気計測機器、自動車部品などの輸出が増加し、2.9%増の4877億円。対中輸出が13%の伸びを見せた。輸入額は、中国からの衣類や履き物、韓国からのたばこなどが減少し、3.5%減の9227億円だった。ASEAN地域からの輸入が13.2%減少している。

成田空港の輸出額は、中国向けの製造装置や非鉄金属、オランダ向けの映像機器などが増加し、4.9%増の9436億円。中国を含むアジア向け輸出が15.1%増加した。輸入額は、米国からの原動機や、台湾からのIC、中国からの通信機などが減少し、1.7%減の1兆1713億円。ASEAN地域からの輸入は6.8%増加したが、米国からの輸入が6.3%減少している。

成田空港、貨物取扱量が7ヶ月ぶり前年比プラス

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