DHL、マラッカ海峡航行船にドローンで物資輸送

国際両社はマラッカ海峡を航行する船舶への必需品輸送にドローンの需要があることを確認しており、今後ドローンなどの無人航空機（UAV）が陸上から船舶までを結ぶ非接触型の自動配送サービスを実現する可能性がある。

また、東マレーシアの医療関連物資輸送にも着目しており、都市部につながる道路がない農村部の住民向けにワクチンや薬を届ける事業も考えられるという。

DHLエクスプレスマレーシア・ブルネイのマネージングディレクターを務めるジュリアンネオ氏は、「ドローン技術はロジスティクスの未来、特にマレーシアの企業にとって重要な役割を担っている。当社のデジタルトランスフォーメーションの取り組みの一環として、私たちは新しい技術とその実用的な運用方法に積極的に関心を持ち、サービスを提供する地域社会の多様なニーズをサポートできるようにしている」とコメントし、エアロダイン社との提携がドローン配送の実現に向けた大きな一歩であることを強調した。