メディカルアステラス製薬は16日、北九州市で新たな物流拠点「九州物流センター」を来年1月に稼働させると発表した。これにより、同社は西日本、東日本物流センター、2018年1月に稼働した北海道物流センターと併せ、年明けには国内4拠点体制が整う。
3か所から4か所に物流拠点を増やすことで、流通上のリスクを軽減し、医薬品の安定供給体制を強化する。
同社は物流体制の整備に際して同業他社や医薬品物流会社との連携による流通プロセスの標準化を重視しており、北海道物流センターでは他社との共同保管、共同輸送体制を構築済み。今後は新拠点の九州、西日本、東日本の3センターでも同様の共同物流体制を目指す。