日本郵便、年末の物量増で沖縄･奄美宛てに遅れ

ロジスティクス日本郵便は21日、取扱量の増加により、鹿児島県奄美群島宛てと沖縄県宛ての一部の郵便物やゆうパックの配達に遅れが発生していることを明らかにした。

2019年のデータを見ると、12月のゆうパックの引受個数は10月実績の3割増しとなっており、ことしの12月はEC需要の拡大でさらに増加するとみられる。

日本郵便は取材に対し、「従来の航路だけでなく、代替航路も含めて輸送力を確保しているが、取扱量の増加を捌ききれずに一部の郵便物に遅れが生じている」と説明した。

なお、沖縄県島尻郡粟国島と全国を結ぶ郵便物やゆうパックでは、22日から27日まで、船舶の修繕工事に伴う遅れが最大3日発生するという。