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オープンロジ、遊牧民の家「ゲル」の販売支援

2020年12月21日 (月)

▲常設別荘型のゲルテント

EC物流委託サービスを提供するオープンロジ(東京都豊島区)は21日、モンゴル遊牧民の家として知られる「ゲル」の販売を手がけるゲルジャパン(運営:アイファー、東京都多摩市)の配送手配を行ったと発表した。

ゲルジャパンを運営するアイファーは、「見知らぬ人でもゲルテントに迎えて歓迎するモンゴル遊牧民の『体温のある暮らし』を届けたい」という思いで「ゲルテント」を企画し、ことし8月にクラウドファンディングを実施。「3密」を避けながら自然を満喫できるグランピングやキャンプが注目されている中、同社の思いが共感を呼び、わずか1日で販売目標の7倍にあたる69人から注文を受けた。

▲セット組み前の本体とパーツ

しかし、「ゲルテント」は本体が6メートル以上あり、1セットの重さが600キログラムあったため、国内物流事業者から「規格外」「小ロット」を理由に配送を断られ、オープンロジにたどり着いたという。

オープンロジは、提携する物流事業者のネットワークを生かして、国内の入出荷から配送まで受け入れ可能な物流事業者と調整し、入庫からセット組み、指定場所までの配送を手配した。今後もクラウドファウンディングを実施する事業者と、これを応援するサポーターを物流から支援していくという。