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アパレルセンコーは24日、「バーチャル試着システム」を開発するアパテックジャパン（大阪市北区）と業務提携したことを発表した。
「バーチャル試着システム」は、自動で採寸した個人の全身データと衣料品の画像データを人工知能（AI）アルゴリズムで合成する技術を用いてバーチャル上で商品を試着できるもの。アパテックジャパンは、システム開発のほか、同システムを取り入れた「デジタル無人店舗」の運営も手がける。
今回の業務提携でアパテックジャパンは、自社の技術とセンコーグループのロジスティクスサービスを連携させ、新たな小売オムニチャネルの一貫ソリューションを構築する。
一方のセンコーは、バーチャル試着システムやデジタル無人店舗に出品される商品の撮影や配送などの業務を担い、商品撮影・採寸・原稿作成などを指す「ささげ業務」のコストダウンと効率化を実現。一貫した物流サービスを提供する。また、今後は同サービスで培ったノウハウを生かし、EC向け業務のさらなる拡大を目指す。
センコーは、グループ会社の東京納品代行やアクロストランスポートを中心に、ファッション・アパレル関連商品の海外調達から店舗配送まで一貫した物流サービスを提供しており、物流センターでは保管業務だけでなく、商品管理、流通加工、品質管理、通販商品の受注、採寸業務なども手がける。
