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国分がスタートアップ提携第1弾、無人販売を実証

2021年1月6日 (水)

国内国分グループ本社は6日、ことし新設したイノベーション推進部が手がける最初の案件としてスタートアップ企業のROMS(ロムス、東京都品川区)と資本・業務提携契約を締結した、と発表した。

ロムス社は無人販売機「ロボティクス・ストア」などを開発・製造するスタートアップ企業で、ロボティクス技術を用いてコンビニエンスストアなど小売業の無人化・自動化を目指す会社。ポーランドに開発拠点を持ち、日本にヘッドクォーターオフィスを構える。

▲昨年9月にリニューアルオープンしたコミュニティ・ストア吾妻橋店のイメージ(出所:国分)

国分は昨年6月から新しいビジネスモデルを共同展開するスタートアップ企業の募集を開始するなど、スタートアップ企業との共創に注力しており、ことし1月1日に新設したイノーベーション推進部の第一弾案件としてロムス社と提携。国分グループが展開するコンビニエンスストア「コミュニティ・ストア」の吾妻橋店(東京都墨田区)で、ロムス社の「ロボティクス・ストア」を用いた無人販売の実証実験を開始している。

同社は物流を含む「新しい流通様式」の構築を目指し、今後もスタートアップ企業との共創に力を入れていくという。