ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラオックス、中国・山東省の自由貿易区にEC倉庫

2021年1月18日 (月)

国際ラオックスは18日、中国山東省の済南市自由貿易区に進出し、「日本越境総合保税プラットフォーム」の構築や「海外倉庫ビジネス」などの事業を計画していることを発表した。

2019年8月に中国政府が6つの自治体に対して自由貿易試験区の新設を許可したことを受け、山東エリアでは日中韓3か国の経済協力と企業誘致を目的とした自由貿易区が構築されており、中国向けビジネスに取り組むラオックスは試験区や保税区の管理団体など3者と連携して「済南市自由貿易区」に進出することを決めた。

具体的には、(1)日本酒博物館やアニメ館など10種の日本商品専門館から構成される「日本商品展示販売センター」の開設・運営、(2)中国向け一般貿易と越境ECの保税倉庫の手配や通関業務を提供するための「総合保税物流プラットフォーム」の構築、(3)中国向け日本商品の出荷・通関代行などの包括的な物流サービスを提供するための「Laox(ラオックス)海外倉庫」の構築(4)日本商品を対象とする「輸入博覧会」の開催――を計画。

戦略提携枠組協定を結んだ中国(山東)自由貿易試験区済南地域管理委員会、済南総合保税区管理委員会、山東建邦集団と共に、「プロジェクトを確実に推進できるよう準備していく」という。