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日通商事のリース事業、東京センチュリーと共同出資

2021年1月19日 (火)

産業・一般日本通運は18日、傘下の日通商事が手がける事業のうち、リース事業を東京センチュリー(東京都千代田区)、損害保険ジャパンと3社の共同出資会社へ移行すると発表した。

日通が日通商事のリース事業の受け皿となる新会社「日通リース&ファイナンス」を設立し、新会社の株式49%を東京センチュリーへ譲渡、損保ジャパンは2%の優先株式を取得することで、3社の共同出資会社とする。新会社は日通の連結対象から外れ、同社と東京センチュリーの持分法適用関連会社となる。

日通商事のリース事業は官公庁・自治体など日本通運グループ外への取引が多く、東京センチュリーと相互の顧客基盤、事業ノウハウ、拠点ネットワークを活用して相乗効果につなげる。日通リース&ファイナンスは今後、日通グループによるバランスシートコントロールの実施に向けた役割を果たし、成長期待分野への事業展開を積極化する。