伊藤忠、桑名市でカインズ専用物流施設開発

拠点・施設伊藤忠商事と伊藤忠都市開発は28日、ホームセンター大手のカインズ向け専用物流施設「アイミッションズパーク桑名」（仮称）の開発に着手する、と発表した。2022年4月に着工し、23年5月の竣工を目指す。

開発地は、桑名市が産業誘導ゾーンとして位置付ける「多度地区南部エリア」に位置し、東名阪自動車道桑名インターチェンジ（IC）から7.5キロ、桑名東ICから7キロの立地。23年には新名神高速道路が、26年には東海環状自動車道が全線開通する見通しで、さらに交通利便性が高まることが予想されている。

カインズは、中部エリア店舗への配送（TC）機能と海外荷物の保管（DC）機能を併せ持つ「西のマザーセンター」と位置付けており、ロボット設備の導入も検討中。桑名市に基幹拠点を新設することで、物流網のさらなる拡充を目指す。