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カインズ、三重・桑名で同社最大の流通拠点が稼働

2024年3月11日 (月)

拠点・施設ホームセンターのチェーン経営を展開するカインズ(埼玉県本庄市)は11日、同社最大となる物流拠点「カインズ桑名流通センター」が本格稼働を開始したと発表した。

▲カインズ桑名流通センター(出所:カインズ)

同センターの敷地面積は6万2905平方メートル、延床面積は9万5161平方メートル、地上4階建てで、1階にTC(トランスファーセンター)、2~4階にDC(ディストリビューションセンター)を配置し、各設備を連携させたシームレスな自動化を実現させている。また、積載床荷重1.5トン、有効階高5.5~6.5mを確保し、危険物倉庫を併設するなどして多種多様な商品の保管を可能にし、構内作業では荷物の保管や店別仕分け、搬送作業などの自動化を進め、省人化を可能にしている。

▲パレット自動倉庫システム(出所:カインズ)

立地面では、東名阪自動車道・桑名インターチェンジ(IC)から7.5キロ、桑名東ICから7キロに位置し、全国への広域配送拠点または名古屋中心地への配送拠点として優位性が高い。従来は、海外からの荷物は太田流通センター(群馬県太田市)に集約し全国のTCや店舗に運んでいたが、同センターが西日本エリアのマザーセンターとして荷物の受け入れや配送を担うことで、長距離幹線輸送の削減と店舗物流サービスの効率化が可能になる。

「カインズ 桑名流通センター」施設概要
所在地:三重県桑名市多度町
敷地面積:6万2905平方メートル
延床面積:9万5161平方メートル
積載床荷重:1.5トン
有効階高:5.5~6.5メートル
トラックバース:139台
駐車場:312台
最大保管能力:約2万8000パレット

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LOGISTICS TODAY編集部
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