財務・人事桜島埠頭が1月29日に発表した2020年4-12月期(2021年3月期第3四半期)連結決算によると、液体貨物事業の堅調な推移と食材加工施設の増設効果によって、売上高は前年同期比0.4%の減収にとどめたものの、売上原価が膨らんだことで営業利益が35.7%の減益となった。
食材加工施設の増設投資に関連する減価償却相当費用の発生や、中核設備整備で発生した修理維持費の増加などで売上原価が膨らみ、人件費をはじめとする販管費も増加した。
部門別では、輸入原燃料の荷動き低下や在庫調整などで5.8%の減収となったものの、液体貨物と物流倉庫の両部門は、それぞれ4.7%、8.9%の増収だった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 3,419 [-0.4%] | 2,302 [2.4%] | 1,040 [-1.2%] | 4,627 [4.5%] |
営業利益 | 137 [-35.7%] | 130 [-15.6%] | 54 [-35.7%] | 224 [420.9%] |
最終利益 | 231 [-2.9%] | 190 [14.5%] | 76 [-26.9%] | 234 [63.6%] |
売上高営業利益率 | 4.0% | 5.6% | 5.2% | 4.8% |