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1月の運輸業者の倒産、前年比3割減の21件に

2021年2月9日 (火)

M&A帝国データバンクによると、今年1月の運輸・通信業の倒産件数は前年同月比32.3%減(9件減)の21件で、負債総額は21.2%減の32億6600万円となった。すべての倒産が運輸業者によるもの。全業種に占める割合は0.1ポイント減の4.2%と微減し、負債額上位40社以内に入った運輸業者はなかった。集計対象は負債額1000万円以上の法的整理。

なお、全国の倒産件数は29%減の506件で、1月としては2000年以降2番目の低水準となった。帝国データバンクによれば、コロナ禍が継続しているものの、各種の給付金や金融機関の特別融資などの効果が持続していることが考えられるという。全7業種のうち、運輸・通信業を含む 6業種が前年同月の倒産件数を下回った。

(出所:帝国データバンク)