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日通、関東甲信越ブロックにユニット制導入

2021年2月16日 (火)

ロジスティクス日本通運は16日、関東甲信越ブロックに「ユニット」を新設すると発表した。ブロック内の各機能が担う役割を明確にし、特定支店を集約して「戦略的に個別機能を発揮」できるようにする。実施日は4月1日。

主要顧客、特定の重要産業向けアカウント営業を強化するほか、ロジスティクス分野で物流センター業務、場内作業業務、倉庫賃貸業務、3PL業務の強化を進め、移転・引越、鉄道の専門性も高める。フォワーディング分野では、「航空輸送と海上輸送のバランスのとれた成長」を目指し「世界トップフォワーダーの地位を確立する」としている。また業務支援部門を統合し、間接業務の効率化と高度化を図る。

具体的には、ロジスティクス事業支店とオートモーティブビジネス支店が所管する営業・現業部門を統合し、アカウントセールスビジネスユニットを、ロジスティクス開発部と首都圏支店が所管する営業・現業部門を統合し、ロジスティクスビジネスユニットを、航空事業支店、海運事業支店、横浜国際輸送支店、海外引越事業支店が所管する営業・現業部門、首都圏支店が所管する東京コンテナ支店を統合し、フォワーディングビジネスユニットを、それぞれ新設する。横浜国際輸送支店は特定支店の指定を解き、フォワーディングビジネスユニットが所管する。

また統括部、ロジスティクス事業支店、オートモーティブビジネス支店、航空事業支店、海運事業支店、横浜国際輸送支店、海外引越事業支店、首都圏支店が所管する業務支援部門を統合し、ビジネスサポートユニットを新設。

一般支店格の支店・事業所、営業支店を特定支店から統合となるユニットへ移管し、部、事業所を設けるとともに、一部の部名称を変更する。アカウントセールスビジネスユニットにアカウント営業開発部、ロジスティクスビジネスユニットに営業開発部と移転引越部、フォワーディングビジネスユニットに港湾運送統括部、海外引越統括部、内航海運統括部、鉄道貨物部、ビジネスサポートユニットに総務部、人財戦略部、コンプライアンス部、経理部、業務部、安全品質部を設置。

アカウントセールスビジネスユニットにコマツ事業所を設け、アカウントセールスビジネスユニットとフォワーディングビジネスユニットでは部の名称を変更する。

これらの組織改編に伴い、ロジスティクス事業支店、オートモーティブビジネス支店、航空事業支店、海運事業支店海外引越事業支店、首都圏支店は廃止する。