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GROUND、共同開発したRFID搭載ロボの提供開始

2021年3月1日 (月)

ロジスティクスGROUND(グラウンド、東京都江東区)と大王製紙グループのダイオーエンジニアリング(愛媛県四国中央市)は1日、共同開発した「PEER SpeeMa+」(ピア・スピーマプラス)の提供を開始した。

ダイオーエンジニアリングが2019年に提供を開始したRFIDソリューションの「SpeeMa」を搭載した国内初の自律型協働ロボットで、すでに総合医療機器商社の小西医療器(大阪市中央区)に導入。今月末から同社の物流センターで稼働する。

共同開発したロボットは、RFIDによって作業者のピッキング効率を向上させるとともに、人為的ミスなどを低減。リアルタイムで自身の位置情報を取得し、障害物を回避しながら最適な経路を選定して自律走行する。

このほか、推奨するゾーンピッキングによってソーシャルディスタンスの確保に寄与し、作業者に安全な業務環境を提供するという。両社は今後、日用雑貨やアパレルなどを扱う物流・EC事業者などにも訴求したい考え。