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無人航空機レベル4実現へ機体認証・免許制度創設

2021年3月8日 (月)

行政・団体国土交通省は8日、無人航空機の有人地帯での目視外飛行(レベル4)の実現に向けた検討小委員会を開き、操縦者の技能証明や運航管理ルールなどを定める制度設計の方向性について、中間とりまとめを行った。

機体認証については、機体の安全性を担保するために「機体認証制度」を創設し、型式認証を受けた無人航空機、機体認証の手続きを簡素化。国の登録を受けた民間検査機関が検査事務を実施できるようにする。

また無人航空機を操縦するために必要な知識、能力を備えることを証明するため、操縦ライセンス制度を創設。国の登録を受けた民間講習機関の講習を修了した場合に試験の一部(または全部)を免除する仕組みを取り入れる。

このほか、現行制度で個別許可・承認の条件などとして求めている飛行計画の通報や飛行日誌の記録、事故発生時の国への報告などを共通ルールとして義務付ける。