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中村被服、ワクチン対応の保冷バッグ生産を強化

2021年3月19日 (金)

国内山口県防府市の制服メーカーで保冷ボックスの製造も手がける中村被服は18日、ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンを移送する際に必要となる「冷蔵保管温度2-8度」の要件をクリアした保冷バッグを週500個以上生産できる体制が整った、と発表した。

この保冷バッグは外気温35度環境下で2-8度を17時間定温維持することができる。厚生労働省は「12時間定温を維持できること」と定めており、この基準を41%上回る性能となっている。

同社は昨年12月21日、山口県との間で災害時資材供給協定に調印しており、この協定に基づき、新型コロナウィルスクチン配送用保冷バックも供給する予定だという。