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ITE、ワクチン輸送で自社保冷剤の有効性確認

2021年1月18日 (月)

サービス・商品アイ・ティ・イー(ITE、東京都千代田区)は18日、自社製品の高機能保冷剤「アイスバッテリー」が、新型コロナウイルスワクチンのうち氷点下20度を中心とする前後5度の温度帯の保管・輸送に有効であることを実証実験で確認できた、と発表した。

アイスバッテリー(出所:アイ・ティ・イー)

アイスバッテリーは主に農業・食品・ヘルスケア領域で保冷・冷凍輸送に用いられている保冷剤で、市販されている保冷剤と同様に冷凍庫で凍結して保冷ボックスなどの冷却材として使用できる。一定の温度帯を長時間維持できるのが特徴で、マイナス35度からプラス25度までの幅広い温度帯へ対応。「アイスバッテリーボックス」とセットで使用することで、より長時間の温度保持が可能になるという。

(出所:アイ・ティ・イー)

ボックスのふたを開閉しても内部の温度変化が少なく、温度の上昇から元の温度に戻るスピードも早いため、同社は「ふたの開閉が必要とされる複数か所への配送はもとより、配送先での一時的な保管といった利用法にも対応することができる」とアピールしている。