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厚労省、域内のワクチン移送方法を追加

2021年2月17日 (水)

メディカル厚生労働省は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種耐性を確保するための自治体向け説明会で、基本型接種施設から連携型接種施設やサテライト型接種施設へのワクチン移送について、保冷バッグを用いて2-8度で3時間以内に移送することとされていた通常の移送方法のほか、必要に応じて利用できる2種類の移送方法を追加した。

この日、新たに可能となったのは「冷凍庫を用いてマイナス60度からマイナス10度の範囲で移送する方法」と「基本型接種施設で必要数量をディープフリーザーに格納した後、配送に使われた保冷ボックスなどを用いてマイナス90度からマイナス60度の範囲で移送する方法」の2種類。

マイナス60度からマイナス10度の範囲で移送する場合、移送後は冷蔵で移送した場合と同様に3時間以内の移送と移送中の保冷バッグの開封を禁じ、揺らさないように輸送することとした扱いが適用される。

また、サテライト型施設にディープフリーザーが設置されている場合は、配送に用いられた保冷ボックスによってマイナス90度からマイナス60度の範囲内で移送することを認め、この場合は「ワクチンの有効期限まで保管が可能」とした。ワクチンの製造年月日によって有効期限までの残り期間は異なるが、最大で数か月間の保管が可能になるという。