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三井倉庫SCSマレーシア法人でのれん減損26億円

2021年3月22日 (月)

財務・人事三井倉庫ホールディングスは22日、三井倉庫サプライチェーンソリューション(東京都港区)傘下のマレーシア現地法人で主要顧客向け取扱量が減少する見通しとなったことを受け、現地法人単体でのれんの減損損失26億円、三井倉庫サプライチェーンソリューションでも株式評価損48億円を今期業績に計上する、と発表した。

のれんの減損損失を計上するのは、三井倉庫サプライチェーンソリューション傘下のMSサプライチェーンソリューションズ・マレーシア社。同社はSCM支援業務のマレーシア現地法人として、調達物流、工場内荷役や工場間輸送などの工場物流、マレーシア発、三国間の国際輸送業務などを手がけ、業績についても「ほぼ事業計画に沿って推移」(三井倉庫HD)していたという。

しかし、マレーシア現地の主要顧客が生産体制を見直し、取扱量が減少する見通しとなったため、今後の事業計画を見直して回収可能価額を検討した結果、のれんの減損損失26億円を計上する見込みとなった。