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三井倉庫HD、ソニー物流子会社の株式66%取得を完了

2015年4月1日 (水)

ロジスティクス三井倉庫ホールディングスは1日、予定通りソニーの物流子会社ソニーサプライチェーンソリューション(SSCS)の株式66%を取得し、SSCSが日本、タイ、マレーシアで運営するロジスティクス事業を開始した、と発表した。

新社名は「三井倉庫サプライチェーンソリューション」(MSCS)で、同社グループ6番目の事業会社として、ほかのグループ事業会社との相乗効果を活かし新たなプラットフォーム型サービスを提供する。

MSCSとともに、グループの一員となるのはオペレーションを担う「ロジスティックスオペレーションサービス」、タイ・マレーシアの現地事業会社「MSサプライチェーンソリューション・タイランド」、「MSサプライチェーンソリューション・マレーシア」の3社。

三井倉庫サプライチェーンソリューションは、エレクトロニクス事業に関連するグローバルなオペレーションノウハウと海外事業経験が豊富な人材を抱えており、特に生産計画と密接に連携した調達物流、工場フォワーディングが強み。

三井倉庫HDでは、今回の合弁事業化によって部品などの調達から製造・販売までのサプライチェーン全体を視野に入れた、新たなプラットフォーム型サービスをより多くの顧客に提供する可能性が広がった、としている。

■三井倉庫サプライチェーンソリューションの概要
創業:1962年2月
所在地:東京都品川区西五反田1-31番1号
資本金:15億5000万円
株主構成:三井倉庫ホールディングス66%、ソニー34%