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日通、大阪・中国間で高速船輸送サービス

2021年3月26日 (金)

ロジスティクス日本通運は26日、大阪と中国の大連市を結ぶ高速船輸送サービス「大連特快」の販売を4月1日から開始する、と発表した。

大連特快は大阪港と韓国・釜山港間、韓国・仁川港と中国大連港間をそれぞれフェリー輸送、韓国国内の釜山港と仁川港間をトラックで輸送する複合一貫輸送サービスで、2020年11月からトライアルを開始していた。

2つのフェリー航路と韓国国内のトラック輸送を円滑につなげ、輸送日数を短縮するとともに、フェリーの出航時間を調整して週3便運航を実現。コロナ禍でコンテナ船が不安定な状況で、初回のトライアル輸送以降、利用した荷主からスピードと安定性について高い評価を得たとして商品化した。大阪、大連ともに月・水・金曜日に出航する。

輸送日数はコンテナ船に比べ、1日から3日程度短縮することが可能で、ドア・ツー・ドアの最短輸送日数は大阪発大連向けが3日、大連発大阪向けは4日となる。輸送コストは航空便より安価で、大量に輸送できるのが特徴。週3便を運航し「高い定時性を確保する」としている。

(出所:日本通運)