ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、大阪発中国石島向け陸海一貫混載を発売

2016年4月11日 (月)

ロジスティクス日本通運は、大阪港発・中国石島港向け陸海一貫混載輸送サービス「プサンクロスシーダオ」の販売を開始する。

(出所:日本通運)

※CFSカット・・・「コンテナフレイトステーション」で輸出される荷物を引き受ける締切りのタイミング(出所:日本通運)

同サービスは、大阪港で国際海上コンテナに積み込んだ貨物を釜山港までを海上輸送し、釜山港-群山港間をコンテナ輸送用トレーラーで陸上輸送、群山港-石島港間は海上輸送を行う。高速フェリーを利用することで、大阪港-石島港間を3日間でつなぐ。

入港から輸入許可までのリードタイムが通常のコンテナ船で運ぶ場合と比べて3日間短縮することが可能。石島はフェリーターミナルと倉庫が隣接し、素早く税関手続きができるため、最短で到着当日の午後からの引き取りに対応する。

中国山東省の石島港は、華北地区に集まる自動車・電子産業への物流面の新たなゲートウェイとして注目されており、日通では関西-華北間の新たな輸送ルートを検討。その結果、大阪-釜山間の定期高速フェリーと群山-石島間の定期高速フェリーを組み合わせることで、「飛行機より安く、船便より早い」ランドブリッジサービスを実現した。