
環境・CSR米国のUPSはこのほど、米国のスタートアップのベータ・テクノロジーズが開発中の電気垂直離着陸機(eVTOL)の購入計画を発表した。2024年以降に10機を受領する予定で、最大で150機を購入する権利を有する。
UPSは購入するeVTOLについて「ビジネスを効率化し、新しいサービスの可能性を開き、二酸化炭素の排出を削減する将来のソリューション基盤となる」と評価。ベータ・テクノロジーズのeVTOLの貨物容量は1400ポンド(635キログラム)、航続距離は250マイル(402キロメートル)で、UPSの物流施設と最寄りの空港の間など、短距離の小型貨物輸送に使用するとしている。
UPSによれば同社グループはすでに、世界中で1万2000台以上の化石燃料以外を動力源とする車両を保有しているという。