日東物流、ドライバー最大拘束293時間の徹底表明

ロジスティクス日東物流（千葉県四街道市）は8日、社内の働き方改革を強化し、4月21日からすべてのドライバーに対する最大拘束時間の上限「293時間」の順守を徹底する——との声明を発表した。

自動車運転者の労働時間などの改善のための基準、いわゆる改善基準告示では、1か月の拘束時間の上限を293時間とし、年間6か月までは「年3516時間を超えない範囲内で1か月320時間まで」の延長が可能となっているが、同社は「すべての従業員が健康でいられる職場環境を目指す」として、毎月の最大拘束時間を293時間に設定した上で、これを徹底していく。

また、働き方改革関連法では2024年4月から「月80時間の時間外労働の上限規制」が適用されるが、これに対しても「法を上回る、最大拘束時間を270時間以下とする社内規定」を設ける。

同社は18年以来、千葉県の物流会社で初めて「健康経営優良法人」の中小規模法人部門で認定を受け続け、21年には上位500法人のみが選ばれるブライト500にも選出されている。

（出所：日東物流）