ロジスティクス日本郵便は、屋根付きの電動3輪バイク「AAカーゴ β8(ベータエイト)」を関東地方の8郵便局で1台ずつ導入した。バイクの製造と販売を行うaidea(アイディア、東京都港区)が8日に発表した。
日本郵便は、環境負荷の低減と貨物の小口化・多頻度化への対応を目的として、2020年9月から2か月間にわたり、東京都内の郵便局で原付一種モデルの「AAカーゴ α4(アルファフォー)」を試験導入。走行安定性や利便性を検証し、原付二種モデルの「AAカーゴ β8」の採用を決定した。原付二種は、原付一種と比べて走行に関する規制が少なく、最大積載量も原付一種の2倍にあたる60キロまで積載可能となる。
「AAカーゴ β8」は大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で最大149キロメートルを走行可能。「独自の車体構造により、4輪車に近い快適性・積載性と、2輪車並みのコンパクトさ・手軽さを両立している」という。
■電動3輪バイクを導入した郵便局
古河郵便局(茨城県)
上尾郵便局(埼玉県)
美浜郵便局(千葉県)
多摩郵便局(東京都)
西東京郵便局(東京都)
町田郵便局(東京都)
高津郵便局(神奈川県)
神奈川郵便局(神奈川県)