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日本GLP、総社市の3棟目賃貸物流施設で起工式

2021年4月22日 (木)

国内日本GLPは22日、岡山県総社市で延床面積3万2000平方メートルの賃貸物流施設「GLP岡山総社III」の起工式を行った。2022年3月の完成を見込む。

新施設は複数のテナントが入居可能なマルチテナント型の賃貸物流施設で、両備ホールディングスが造成した産業団地内の一角に立地する。岡山自動車道岡山総社ICに近く、山陽自動車道も利用しやすいことから、西日本の物流拠点として広域配送できる。総社市で日本GLPが賃貸物流施設を開発するのは3棟目。

建物は汎用性の高い基本的な施設仕様のほか、庫内休憩所や空調の設置など豊富なオプションの中から個別ニーズに合わせた仕様を提供できるのが特徴で、最大4テナントが利用できる。ニーズに合わせて2層使いが可能。

1階の床面は飲料などの重い荷物保管に対応できるよう耐荷重を強化し、両面バースを備えて効率的な運用に配慮。出幅5.5メートルの庇、高さ5.2メートルのオーバースライダーをトラックバースに設けて雨天時にも作業しやすい環境を確保する。屋外にはコンテナハウス型の休憩スペースも設ける。

隣接するマルチテナント型施設「GLP岡山総社Ⅰ」「GLP岡山総社II」とカフェテリア・売店、駐車場などを共用サービスとして利用できるようにする。

▲外観完成イメージ

■施設概要
施設名:「GLP岡山総社III」
所在地:岡山県総社市
敷地面積:2万1000平方メートル
延床面積:3万2000平方メートル
構造:地上3階て、耐震・鉄骨造
着工:2021年4月
完成:2022年3月
認証取得:CASBEE認証取得