サービス・商品ボルボ・トラックスは、米国の運送会社大手のサイア・LTL・フレイトがこのほど、カリフォルニア州ロサンゼルスで2台の大型電動トラック「VNRエレクトリック」を導入したと伝えた。ボルボによれば、サイアが地域配送に関して初めて導入する電動トラックとなる。
今回の導入は、ボルボグループが同州における温室効果ガス排出量削減などに向けて、数十億米ドルを投じて実施しているプロジェクト「Volvo LIGHTS」(ボルボ・ライツ)を活用したもの。グループの金融サービス会社であるボルボ・フィナンシャル・サービス(VFS)が、リース契約で賃貸する。
ボルボ・トラックスは「VNRエレクトリック」を導入する企業には、VFSを通じて車両調達や導入、定期的なメンテナンス、資金調達などをサポートをするとしている。なお、サイアはすでにSDGs(持続可能な開発目標)に多額の投資を行っており、米国環境保護庁の「スマートウェー・エクセレンス・アワード」を受賞している。