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佐川グローバルロジ、EC向け物流でロジクラと連携

2021年4月27日 (火)

EC佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区)は27日、クラウド在庫管理ソフトを提供するロジクラ(新宿区)と共同で、5月からEC向けの物流業務を効率的に受託するECフルフィルメントサービス「XTORM」(エクストーム)を開始すると発表した。

在庫管理から販売・決済までのスキーム構築、物流設計に伴う初期投資を課題視してECへの参入を進めにくいと感じている小売事業者や、すでにEC事業を展開している企業でもスペース・人員不足、急な出荷増に伴う出荷遅延、クレーム対応といった課題を抱える事業者に対し、佐川グローバルロジとロジクラの在庫管理システムを組み合わせて解決を支援する。

具体的には、佐川グローバルロジが提供している「シームレスECプラットフォーム」を活用して、荷主ごとに適した物流スキームの構築を手伝う。同プラットフォームはSGホールディングスグループの大規模物流センター「Xフロンティア」で展開するEC向けの物流受託基盤で、佐川急便の大型中継センターと直結していることから、最短で当日中のスピード配送が可能になるという。

倉庫スペースは「固定ゼロの従量課金制」で利用することが可能となっており、セールなどの急激な出荷増に対応。ロジクラとの連携により、クラウド在庫管理ソフトから直接の入出荷依頼が可能になる。また、ロジクラとShopify(ショピファイ)などの通販モールを連携させて出荷業務を自動化する利用方法にも対応する。