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東陽倉庫、20年度はコロナ禍で営業利益17%減

2021年5月11日 (火)

財務・人事東陽倉庫が11日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が276億6000万円(前年同期比6.7%減)、営業利益が10億5700万円(16.9%減)、最終利益が11億8700万円(14.1%増)となった。

新型コロナウイルスの感染拡大により、倉庫事業は年間を通じて取り扱いが漸減。陸上運送事業も年間を通じて低調に推移した。配送センター事業は巣ごもり需要の高まりを受けて堅調。港湾運送事業は下期に入り回復傾向に転じ、国際輸送事業も下期は航空貨物が堅調だったという。最終利益の増加は助成金収入の増加などによるもの。

今期は売上高277億円、営業利益10億6000万円、最終利益10億5000万円を見込む。なお、今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、前年度比については発表していない。